「忙しい朝に〇〇」に騙されるな!朝食抜きで得られるアンチエイジング(オートファジー)

こんにちは!ブラックな健康家です!

サバカン
ニャーは朝忙しいからごはんはゼリーとかパンで済ませちゃうにゃ!

スーパーやコンビニに行けば「忙しい朝にオススメ!」や「働く大人のための」のような目を引くキャッチコピーで手軽に栄養が摂れると話題の食品が星の数ほど販売されておりますが、敢えて朝食を食べないで体の細胞を若返らせるという選択肢もあるよというお話。

食後12~16時間でオートファジーが活発になる

・オートファジーという言葉はギリシャ語で「自己」と「食べる」を意味する「ファジーイン」に由来する、細胞内でのリサイクルのプロセスのことで、

・細胞はオートファジーを使用して損傷したタンパク質や古くなった細胞を分解、取り除き老化による体への悪影響を打ち消してくれる。参考:https://www.bbc.com/news/health-44005092

・オートファジーは、すべての真核生物の間で大きく保存されている生存メカニズムです。オートファジーは本質的に特に栄養不足の状態で、ストレスに対する適応反応として機能し、細胞と生物の生存を可能にします。栄養資源が制限されると、細胞はタンパク質、脂質、炭水化物を含むあらゆる種類の高分子を分解して再処理し、新しい高分子の合成とエネルギーの生成に不可欠な構成要素として再利用できます(参考:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC6107789/?_x_tr_sl=en&_x_tr_tl=ja&_x_tr_hl=ja&_x_tr_pto=ajax,sc,elem)。

要は、壊れたタンパク質や細胞内の古くなったミトコンドリア等の体の中の不要になったものを分解して新しい細胞に作り替えてリサイクルしてるんだということですね。

フロリダノジャクソンビル大学でのオートファジーに関するテストで、15日間で最大7ポンド(3.1752kg)の体重が減った人もいるほど、オートファジーのダイエット効果は強烈だそうですが、明らかな断食は体調や腸内環境の観点からしても良い考えであるとはいえないところであります。

ただしオートファジーは普段の生活でも勝手に行われており、細胞が不要になったゴミを「取り込む」→「酵素を注入」→「分解してほかの細胞の材料に」を繰り返しているわけですが、これが食後12~16時間後に活発になり細胞レベルで体が若返るよということです。

サバカン
少し興味は沸いたけど、飲まず食わずはさすがに耐えられないにゃ。。

オートファジーやプチ断食の方法については様々な記事があるものの、基本的には体を飢餓状態にすること。と要はこれだけなんですが、覚えておいていただきたいのは、

・水分はしっかり摂ること。(脱水症状防止)

・カロリーのあるものは口にしないこと。(コーヒーは飲んでいいけどココアはダメみたいな感じ。ラベルの成分表を見れば大丈夫。)

・食後12~16時間空ける。(これぐらいからオートファジーが活発になる)

 

この3点さえ守っておけばしっかりとオートファジーの効果が得られると存じます。

まとめ

まとめると、
・若返りのためには、あえて朝食を抜くのもあり。
・オートファジーは細胞レベルで体を若返らせる。
・やるなら水分はしっかり摂って、カロリーは摂らない。

 

語弊のないよう付け加えると、朝食を食べることを否定しているのではありません。

朝食を摂らなければ、血糖値が安定しない若しくは朝から気分が上がらず仕事の効率が下がってしまうといった方もいると思います。

ただし、「朝食にぜひ!」として販売されている商品には一日の始まりだから等といった理由で余計な糖分やカロリーを含んだ商品が市場には溢れています。

精製された「白い炭水化物」には糖尿病や動脈硬化などの病気のリスクがあり、それを選ぶくらいなら食べないほうがよほどいいものが市場には溢れています。

自分の睡眠時間や大切な人との時間を惜しんでそれらの商品が私たちの手元に届くよう汗水流して働いている人がいる一方で、

私たちはそれらを踏まえて自分にとって最も正しい判断は何かを考える必要がありそうですね。