【サラダには「油」が必須!?】ノンオイルはNG?ドレッシング選びで差が付く理由とは?

ダイエット食の代表といえば「サラダ」が真っ先に思い浮かぶ人も多いのではないでしょうか?

「サラダ」を食べる時には、ドレッシングやマヨネーズなど何かしら味付けをする人も多いかと思います。
サラダと言えば健康やダイエット食には欠かせない一品でありますが、ドレッシング選びによってはその効果が十分得られない場合があるよというお話です。

結論からまいりますと、
老化を防いで美しい肌を維持し丈夫な骨を手に入れたいなら、「油」を含むドレッシングを使うべしということでその理由を解説していきたいと思います。

油と一緒に取ることで効果を発揮する「脂溶性ビタミン」の存在

「体にために油を摂ってください!」
なんて言うと、

サバカン
油ってあんまり体に良くないイメージがあるんだけどにゃ、、
大吉
ダイエットするためにサラダを食べてるのに油入りのドレッシングなんか食べたら余計に太りそうっすー(>_<)!

といった声が聞こえてきそうですが、確かにひと昔前までは「オイル(油)」がダイエットの天敵という認識が世間的に多数派であったのに対して、
近年では、

サバカン
オイルってむしろ重要なんじゃない?

といった考え方が一般的になってきておりまして、
昔から油は三大栄養素の「炭水化物、タンパク質、脂質」のうちの脂質に当てはまる重要な栄養素であることはご存知の方も多いのではないでしょうか?
油と聞くとどうしても「油=脂肪=肥満」をイメージするため敬遠しがちですが、油の中でもオリーブオイルのほか青魚やナッツ類に多く含まれるオメガ3脂肪酸など、むしろ美容やダイエットに効果的で、かつ病気のリスクを下げてくれる油を適切に摂取することが大切だと考えられます。

サラダを「油」と一緒に摂ることでどのように効果を発揮するのかというと、「脂溶性ビタミン」による効果が深く影響しています。
「脂溶性ビタミン」とは文字通り「脂(油)」に溶けやすい性質のあるビタミンのことで油に溶けることで油と一緒に体内に吸収される性質を持っています。
反対に、脂溶性ビタミンは水には溶けにくい性質を持っているため、脂溶性ビタミンを体内に取り入れたいのなら油と一緒に摂取する必要があります。
脂溶性ビタミンの効果としましては、

・皮膚の新陳代謝が活性化され、新しい肌に生まれ変わる。(ビタミンA)
・骨の生成を助け、子どもからお年寄りまで健康で丈夫な骨が作られる。(ビタミンD)
・体内細胞の酸化を防ぎ、細胞や皮膚等の老化防止に役立つ。(ビタミンE)

「脂溶性ビタミン」には、ビタミンA、D、E、K等があり、「脂溶性」というだけあって、習慣的に「低脂肪食」の人々ではこれらのビタミンが欠乏するといった症状が出ていることからも分かるように、「脂溶性ビタミン」を体に吸収させるためには「油」と一緒に取り入れるのが大切です。

オリーブオイルに塩をひとつまみで「最強の美容ドレッシング」が完成

サラダを食べる時におすすめの味付けは、

「オリーブオイルに塩」

これが実はかなりおすすめでして、
地中海食でも毎日の摂取が推奨されているオリーブオイルですが、効能として最も有名なのは、オレイン酸(覚えなくていいです)が豊富で、
悪玉コレステロールを減らし動脈硬化や心筋梗塞のリスクを低減させてくれる効果が期待できます。さらに腸内で潤滑油の働きをしてくれ便通の改善にも役立ちます。

サバカン
にゃにゃ、分かるようで微妙に分かりにくいにゃ。。

要は、「血液の中の脂肪を減らしてくれるから血がサラサラになって病気になりにくいらしいよ!」ってことですね。

「脂溶性ビタミン」を摂るのに重要なのは、一日を通してオイルを摂っているかどうかではなく、サラダとオイルを一緒に摂っているかどうかなので、

大吉
体調管理のために「ノンオイルドレッシング」を使っているっすー!汗

という場合は、野菜に含まれる脂溶性ビタミンのうち「美肌」「老化防止」「丈夫な骨」この3点の効能を逃しているかもしれません。
市販のオイル入りドレッシングを使用しても良いですが、
長時間空気に触れた油や、極度に加熱された油は酸化されていることが多く、
「酸化した油」を摂ると「血液中の脂肪が増えて血がドロドロになる(悪玉コレステロールの増加)」働きがあります。
これが行き過ぎると「血液がドロドロなり過ぎて動脈硬化や心筋梗塞のリスクを高める」可能性があるので注意が必要です。

まとめ

まとめますと、

・サラダを食べる時は「オイル」の使われているドレッシングを使おう。
・「オリーブオイルに塩」で最強の自家製ドレッシングが完成。

こんな感じですかね。

「オリーブオイルに塩」は地中海食に乗っ取ったオリーブオイルの効能プラス脂溶性ビタミンの効能を得られるのでサラダのおススメの食べ方の一つです。
僕毎は毎日、昼と夜にサラダを食べていますが、分量はだいたいオリーブオイル大さじ2に対して塩1つまみ(人差し指と親指で)をちょっと高い位置から全体にかかるようにパラパラっとかける感じです。
オリーブオイルの他の効能については、他のサイトで沢山情報が発信されているのであえて深堀しませんが、どんな効能があるか分からない市販のドレッシングよりは安心できるかと個人的には考えております。

ちなみにオリーブオイルを飲んだ時に喉が「ピリピリ」する感じは、「オレオカンタール」という成分で、頭痛薬にも使われている「イブプロフェン」と似た効果を示す物質による影響なのだそう。
ちなみに、オリーブオイルを選ぶ時はできるだけ混ぜ物がされていないものを選ぶとより適切に効果が得られるかと存じます。
市場に出回っているオリーブオイルのうち8割以上は混ぜ物商品だという記事を見たことがある方もいると思いますが、
混ぜ物がされていないオリーブオイルの見分け方は原材料を見ても分からないとのことでしたよね?
確かにどの商品の原材料を見ても「オリーブ油」と記載されていてラベルで見分けるのは不可能といって良いレベルだと思います。

僕もそれを知るまではスーパーで一番安いオリーブオイルを購入していたのですが、コストコの「カークランド」というメーカーのオリーブオイルは、
ある外国の企業が抜き打ちで成分検査したところ、純粋なオリーブ油のみを使用して製造されていることが分かったそうなので、
その後は、手に入りやすさとコスパの良さで僕もこちらのオリーブオイルを使うようになりました。
コストコの会員の人は直接購入するといいと思うので、僕みたいにコストコの会員じゃない人もいると思うので一応リンクを載せておきます。

今回も少しでも為になってくれたら嬉しいです^^
読んでくださりありがとうございました!

GENKI