こんにちは!ブラックな健康家です!
最近では、スーパーの売り場で今までの食材の隣に当たり前のように「オーガニック」の食材が鎮座しており、オーガニックじゃない方を手に取ろうものなら隣から謎の圧力を感じることもしばしばですが、結論としましては「健康のためにオーガニックが食べたいならオーガニックを食べれば良いが、そんなに気にすることはない」となります。
そもそもオーガニック(organic)とは、英語で「有機体の、有機の、化学肥料を用いないで育てた、有機肥料を用いた、器官の、臓器の、器質性の、有機的な、組織的な、系統的な」等といった言葉であり要するに、
といった意味合いで使われておりまして、日本では有機農作物と有機農作物加工品がオーガニックとして表示されております。
スーパーで見かける頻度が増えてきていることからも分かるように、今やオーガニック業界は欧米では3兆円規模のマーケットとなっており、アメリカやドイツを始め日本でも健康志向の高まりからニーズが拡大中の健康分野であります。
上記のように、オーガニック食材は「農薬は科学的なものは使ってなくて、動物のフンとか堆肥とか自然のもので作ってるから大丈夫だよ!」や「動物はちゃんとした餌を食べさせて育ててるよ!」とのことでなんとなく良さそうな気は致しますが、生活の全てをオーガニックにすると現在の倍どころの出費では済まないのでここははっきりさせておきたいところであります。(汗)
オーガニックのいいところは、文字通り「科学肥料や化学農薬を使用せず有機栽培をしている」と農作物ではこんなところですが、オーガニック食材がそうでない食材と比べ栄養面等においてどう違うのかといいますと、2012年スタンフォード大学の研究者たちの17個の研究と、食材を調査した223個の研究をまとめた発表によりますと、
とのことであります。
まとめますと、
こんな感じでしょうか、
これからは胸を張ってオーガニック食材の横を素通りできそうで安心致しましたが、とはいえ妊娠中やこれから妊娠する可能性がある方に関しては根拠となる研究の数は少ないものの、妊娠中の女性に関しては殺虫剤の成分を多く摂取することで生まれてくる子供のIQが下がった等の事例もあるので、このへんに関しては慎重に判断したいところです。