こんにちは!ブラックな健康家です!
空前の健康ブームによって、2030年には日本のヘルスケア産業は37兆円規模になると予想されているほど国民の健康意識が高まっており、ネットで検索すると多種多様な健康法が取り沙汰されておりますが、健康や美容について考えるうえで切っても切れないのが「抗酸化作用」であります。
「抗酸化作用」というと多くの場合、飲食メーカーがワインやチョコレートなどポリフェノールを豊富に含む商品を販売したい時に「ポリフェノールの抗酸化作用が体に良い」などといったフレーズは誰しもが耳にしたことがあるのではないでしょうか?
この記事では、抗酸化物質とは何か?体の内側から美しくなりたい人の抗酸化物質との上手な付き合い方を紹介していきます。
抗酸化物質とは、
ここで出てきた「活性酸素」というのは、普段私たちが呼吸している空気中の酸素よりも不安定な「酸素」のことで、通常の酸素よりも様々な物質と科学反応を起こしやすい形になっている「酸素」であり、紫外線やストレスなど様々な要因から普段の呼吸で取り込んだ酸素の数%が「活性酸素」に変化します。
この活性酸素は、微量であれば細胞の働きをスムーズにしてくれたり免疫機能として働くので全部が全部悪いわけじゃないんですが、これが体内で過剰に作られると活性酸素が細胞を傷つけ老化の原因になったり、体内の脂肪を酸化させ血管壁にこびり付きやすくし心血管疾患(動脈硬化、脳梗塞、心筋梗塞など)のリスクを高めたり、他にもガン、シワやシミ、糖尿病などといった細胞の老化をはじめ重大な病気を引き起こす原因となっており、活性酸素の産生を過剰にさせる原因としましては、
・紫外線
・放射線
・大気汚染
・たばこ
・薬剤
・酸化された物質の摂取
などが考られております。
つまり、赤ワインやカカオに含まれる「抗酸化物質」は活性酸素による「老化」や「病気」のリスクを抑制したり取り除いてくれる優れものってわけですね。
有名なものでいうと赤ワインに含まれる「アントシアニンやレスベラトロール」やチョコレートの原料であるカカオに含まれる「カカオフラバノール」ですが、一口に抗酸化物質といっても種類が様々でありまして、ここでは私生活でも取り入れやすい代表的な抗酸化物質をいくつかピックアップしておきます。
等々それぞれ他にも健康に良い働きをしてくれている成分たちで抗酸化物質を含む食材は他にも沢山ありますが、スーパーで簡単に手に入りそうな食材をピックアップしてみただけでもこのくらいありまして毎日の生活に取り入れるのにもさほど苦労はしなさそうですね。
前述したとおり抗酸化物質には様々な種類がありますが、摂取は1日数回に分けて定期的に摂取することを勧めております。
その理由は、ビタミンCの場合一度に大量に摂取しても必要以上に摂取したビタミンCは尿として体外に排出されるほか、チョコレートの原料であるカカオに含まれるカカオフラバノールにおいては摂取後2時間で抗酸化効果がピークに達し、その後は効果が緩やかに下がっていくことが分かっており、各成分によって効果の持続時間や一度に吸収できる量が異なってくるため、カカオチョコレートやコーヒーなどの嗜好品は休憩時間などを活用してこまめに摂取し、朝昼晩の食事の際には野菜やナッツ類などを積極的に摂取する等の心がけが必要なことと存じます。
まとめますと、
こんな感じですかね。
どの食材にどんな成分が含まれてるかなんていちいち覚えちゃいられませんが、とりあえず休憩時間にコーヒーとカカオチョコレート、料理油はオリーブオイルを使ってみるところから始めてみてもいいかもですね。